研修の目的
本研修の目的は、受講者がダイアローグを実践的に習得し、各市町村に戻った際に、スーパービジョンやグループスーパービジョンの場で対話的なファシリテーションと指導を行える力を身につけることにあります。評価や助言に偏らず、共に考え学び合う姿勢を実践することで、地域における相談支援の質を高め、持続的な人材育成につなげることを目指します。
講師
精神保健福祉士・社会福祉士・公認心理師
株式会社TSUMUGOE 代表 後藤智行氏
研修概要
相談支援の実践では、支援者同士の学び合いを促すスーパービジョンやグループスーパービジョンの質が重要です。本研修は、そうした場を担う立場の方々を対象に、ダイアローグ(対話)を基盤にした新しい関わり方を学ぶことを目的としています。
ダイアローグでは、評価や助言などをしようとせず丁寧に耳を傾けることで、話し手の内省が深まっていきます。
ご本人の主体性を大切にする意思決定支援においても必要となるアプローチです。
本研修では、ファシリテーションの基本に触れながらも、主軸はダイアローグを「理解し、体験し、現場で活かす」ことを目指します。
実際のワークを通して、対話がもたらす気づきや視点の広がりを実感し、支援者としての関わりを再考する場となります。
プログラム内容(全4回)
- 第1回:ダイアローグへの招待
- ダイアローグの基本を講義で学び、講師によるデモを通じて対話的な面談のイメージを持てるようにします。
- 第2回:聴くこと、話すこと
- 「聴く」と「話す」を分けることの重要性を体験型ワークで学び、相互理解を深め関係性を構築する対話の基礎を体得します。
- 第3回:協力関係を構築するための対話
- 支援者自身の困り事を語ることで相手の協力が得られるようになる手法を学び、現場で生かせる対話的な姿勢を養います。
- 第4回:対話を定着させる
- これまでの学びを受講者自身のワークを中心に実践し、ダイアローグの要点を振り返りながら定着させます。
受講対象者
- 兵庫県の事業所の主任相談支援専門員
- 基幹相談支援センターの相談支援専門員
- SVやGSVを行う相談支援専門員
- その他これらに準ずる相談支援専門員
日程
神戸会場
- ①
- ②
- ③
- ④
姫路会場
- ①
- ②
- ③
- ④
時間
~
場所
会場は決まり次第、受講生にご案内いたします
受講定員
各回/各会場ともに先着30名
受講の際の注意点
※本研修は、4回連続での受講が必須となり、選択された会場で受講する必要があります。4回連続で同じ会場を選択する必要はありません(例:①②④は神戸会場、③は姫路会場)。
申込方法
下記リンクまたは当ページ下部の研修案内PDF内のQRコードよりお申し込みください。
https://forms.gle/WdtJoH3EX1a8JtWNA
<申込み〆切:>
※定員に達した時点で申込は終了させていただきます。
ダウンロード
お問い合わせ先
兵庫県相談支援ネットワーク
児童発達支援センター川西さくら園 神谷 宣(かみや せん)
Email s-kamiya@k-shakyo.or.jp
TEL 080-5222-9421